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『旅を生きる人びと ―バックパッカーの人類学』大野哲也(世界思想社)

朝、大学に行って自分のポストを見ると、
出版社が宛名の荷物が入っていることがあります。
最近、書籍をご恵与いただくことが多くなりました。
本好きの私にとって、本当に有難い境遇です。
お送りくださっている皆様、ありがとうございます。

まだまだ大学教員という仕事に慣れておらず、
毎日バタバタしておりまして、
なかなかご恵与いただいた本をじっくり読むことができておらず、
申し訳ない限りなのですが…。
もう少しで夏休みになりますので、
じっくり読ませていただこうと考えております。

さて、最近ご恵与いただいた本の中に
『旅を生きる人びと ―バックパッカーの人類学』
があります。



本書の著者は桐蔭横浜大学
スポーツ健康政策学部スポーツ健康政策学科
の大野哲也先生です。

大野哲也先生とは、2012年4月21日に奈良女子大学で開かれた
人文地理学会の第275回例会「社会的想像力としての移動 ―観光とメディア」
でお会いしました。
(人文地理学会ホームページ:http://hgsj.org/reikaibukai/reikai_no275/)

この時の例会では、私は
「メディア文化と観光 ―アニメ聖地巡礼にみる観光のメディア性」
を発表させていただき、
(スライドのダウンロードは以下より
http://hdl.handle.net/2115/49467

大野哲也先生は、
「バックパッキング・ツーリズム」というタイトルで発表されました。

大野哲也先生は、お名前は以前から伺っていたのですが、
この時初めてご研究の内容を詳細に知りました。

バックパッカーについてのご研究なのですが、
時間をかけてなされた調査、
そして、実際にバックパッカーに聞き取りを行って得た結果、
その結果について丁寧な分析が行われ、
バックパッカー達の行動や心情などを明らかにしておられます。

大野先生のご発表の後に私の発表があったのですが、
自分の発表のことを忘れるほど、面白く聞かせていただきました。
また、懇親会でも私の素人質問に対して、
懇切丁寧にご説明くださり、
多くを学ぶことができました。

私が研究対象としているアニメの聖地巡礼と
バックパッカーの類似点や相違点についても
色々と議論させていただけ、
一見全く異なる事象に見える
バックパッカーとアニメ聖地巡礼に、
共通の社会的背景が見いだせたように思いました。

今回お送りいただいた御本からは、
先生の調査、研究のあり方、成果、そして、お人柄までが
生き生きと伝わってきます。

バックパッカーに対して、外からレッテルを貼りつけるのではなく、
丁寧に調査し、話を聞いて、分析・考察を行った、
その結果が記されています。

観光を研究したり、学んだりする方々、
特に、旅行者に焦点をあてて考えたい方には、
オススメの本です。
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テーマ : 本の紹介
ジャンル : 学問・文化・芸術

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