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2011年1月20日に博士論文の口頭試問を終了しました。

2011年1月20日(金)に、
北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院 観光創造専攻
博士後期課程の公開口頭試問が行われました。

博士論文の口頭試問ってどんなの?と興味を持たれる方もいらっしゃるでしょうし、
自分自身の備忘録的にも、下に記しておきたいと思います。
全体的な流れと、私の感想についてです。

全体的な流れですが、
はじめに、私の博士論文の内容について、
30分の発表を行い、その後、主査と副査の先生総勢4人から
ご質問を45分受け、15分で審査という内容でした。

今回の場合は公開口頭試問ということで、
審査員と対象者だけでなく、他の先生や院生も見学可能というものです。

学部や学科、大学によってこのあたりの時間配分ややり方
は異なってきます。
同じ大学院内でも違ったりするそうですので、
私の場合はこうでした、ということでご理解ください。

まずは、30分の博論の説明です。

12月前半に博士論文の締切がありました。
提出後、口頭試問のために準備をしていたのですが、
博士論文を書き上げた後、なかなか準備がすすみませんでした。

「燃え尽き症候群」と言ったら言い過ぎですが、
自分で書いた論文が見られない気分状態が続き、
なかなか準備が思ったように進みませんでした。
ゆっくりゆっくり準備を進め、
何とか30分の発表は終えることができました。
スライドを使って良いということでしたので、
スライドを作り、それをプリントアウトしたものを配布しました。

そして、45分の質疑応答へ。
4人の先生方から色々と質問をいただきました。

細かい質問内容については割愛しますが、
私が「本当に有難いなぁ」と思ったのは、
しっかりと中身についてご議論いただけたことです。
「そんなの当たり前では?」と思われるかと思います。
そうなのですが、場合によっては、
「私が何を言いたいか」ではなく、
「体裁」のほうが議論の焦点になる場合もあるのです。

私が言いたい中身を焦点として、
「これが足りないのでは?」
「ここはどういう意味なの?」
という形で、色々とご指摘をいただけました。

また、変に噛みつくような質問の仕方を良しとする先生も
たまに見かけますが、今回の先生方は皆さんそういうことはなく、
冷静な形でご議論をいただけ、
非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。

審査をご担当くださった先生方にとにかく感謝です。
この時期、先生方はセンター試験やら大学院の入試やら、
修士論文やら、でめちゃくちゃ忙しいのですが、
その中で、とても丁寧に審査をしてくださいました。
本当にありがとうございました。

私は、ここのところ、「早く業績を出さないと」
ということに取りつかれていた部分がありました。
そうしないと、博士号は取れないし、大学への就職も難しい、
そのように考えていたからです。

ここについては、今でも、私は間違っていたとは思っていません。
私の所属している大学院の場合、制度上、
博士論文を提出するには、2本以上の査読論文が必要です。

そして、大学への就職活動をする場合でも、
博士号取得見込みであることや、
業績の本数がある程度あることは、重視されることです。

ですが、これは精神的に非常にしんどいことでもあります。
現象について、理論について、考えたいことはもっとある、もっと深く考察したい、
と思いつつも、次々と論文を仕上げていかねばならないことから、
小さくパッケージングして、文章を書いていく。
「一体、何やってるんだろうなぁ」そう思ったこともあります。

今回の口頭試問で、色々と核心に迫ったご質問をいただき、
私自身が一番やりたかった「丁寧な研究」
を「目いっぱいやれよ!」と力一杯、背中を押していただけたような、
そんな想いでおります。

今後も、研究、教育、一生懸命頑張ってまいりたいと思います。
審査してくださった先生方にもう一度深く御礼を申し上げるとともに、
公開口頭試問を聞きに来てくださった皆様にも、感謝いたします。
ありがとうございました。
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テーマ : 研究発表
ジャンル : 学問・文化・芸術

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