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家庭教師の「考動力研究会」

学部時代からずっとやっているアルバイト、塾講師、家庭教師、そこから生徒達の勉強に対する姿勢について感じたところから「どんぐり」がはじまったことは前回の日記で書きましたが、実はそれだけではないのです。

私がもう一つ痛切に感じたのは、塾や家庭教師派遣業が腐りきっていることでした。私も中学、高校時代は関西のとある個別指導の個人塾に通っていました。塾長はじめ、親身になって本気に考えてくれる塾ばかりだったので、私は「塾の先生って良いな。学校の先生よりもステキかもしれない!」などと、高校時代はあこがれていました。

しかし、実際にやってみて驚きました。私が勤めたのは塾も家庭教師もどちらも大手でしたが、そのテキトーなこと、テキトーなこと。よくもまぁ、それで大事な生徒さんを預かる仕事ができるなと、そう感じました。

例えば、「当社の難しい試験をパスして精選された家庭教師!」という広告が挙がっている家庭教師派遣の大手A社は私が面接に行くと、中学生の問題を解けるかどうか試した後、履歴書を見て「採点と履歴書の結果合格です。生徒さんですが、こういう方が今います。」・・・唖然となりました。「こんなんでいいの?」と。普通に考えたらもっと面接などをして、人間性を見たり、こどもに対する思いなんかを聞かなければならないはずです。中学生の問題が解けてもうまく教えられるかなんて全くの別問題なんです。

さらに驚くべきことに、そのあとすぐに「では、この生徒さんお願いいたします。指導は明後日からでよろしいですね。ご家庭に電話して、御挨拶をお願いします。」「はい。」「それでは、今日はお疲れ様でした。」・・・研修とか、アドバイスは一切無しです。帰って手渡されたマニュアルを読みました、内容は「携帯の電源を切りましょう。」「挨拶はちゃんとしましょう。大切なお客様です。」・・・といったトラブル回避の文言ばかり。教育に関わる気があるとは到底思えませんでした。

失望した私は別の会社に登録することにしました。きっとあたったところが悪かったんだと。

ここも大手ですが、仮にB社としましょう。試験はA社と同じ、中学レベルの問題を解くものです。それが終わったらなぜかクレジットカードの登録用紙が出てきました。「すみません、これは登録しなければならないんですか?」「はい、当社ではクレジットカードで家庭教師の皆様の情報を管理しております。」・・・めちゃくちゃです。金儲けの事しか考えていない。テレビCMでは良いことを言っているのに(当たり前ですが)。この時点で、「すみません、失礼ですけどもう試験からおります」と帰ってきました。はらわたが煮えくり返る思いでした。

二連続おかしかったけれど次は、ということで次の会社を訪ねました。仮にC社としましょう。これも大手です。ここに来るまでに私はもう生徒を4人ほど卒業させていました。その実績を引っさげて面接です。ここも面接は簡単なものでした。「やはりそういうものなんだな」そう感じました。もう慣れっこですからあまりショックはうけません。ですが、ショックは行った先のご家庭で起こったのです。

紹介されたご家庭を尋ねていきました。ドアのところで御挨拶をします。「こんにちは!」するとなんだかお母様も生徒さんも暗い感じ。「こんにちは」。何か警戒している様子も感じます。私はそんなに怪しいのでしょうか(怪しいような気もしますが…)。なんだかんだで授業が始まりいつも通りやりました。「じゃあ、今日のところはこの辺で終わろうか!お疲れ様でした。」と終わると「先生、ちょっと待っててください」と生徒さんが部屋から出て行きました。
お母様をつれて戻ってきました。二人とも笑顔です。先ほどの違和感はなんだったのでしょうか?お母様はこういいます「先生実はね…」聞いてびっくりです。

どうやら、私の前任者がひどい先生だったそうで、北大の医学部だとか言う話でしたが(医学部の方が悪いというのではありません。私も医学部に友人がおりますが、それはそれは良い人間です。)生徒さんをバカ呼ばわりしたり、生徒さんに問題をやらせておいて自分は生徒さんの漫画を借りて読む、そんな先生だったそうです。挨拶もできていなかったし…。とのこと。めちゃくちゃです。どんな基準で選んでるんですか。

家庭教師派遣業の役割は家庭教師の質を確保するところにあるはずです。そうでないと仲介料を取っている意味がわかりません。なんのための仲介料なのか!!

塾講師時代にも色々とありました。長くなりますので詳しくは書きませんが、大手数社の塾講師をやりました。教室長が大卒1年目のそれまでなんの経験も無い新入社員である大手A社。塾講師としてやっていくために有料の講習を受けさせる大手B社。大して特徴も無い(むしろ悪質な)問題集を塾独自だと言って買わせる、講習代は別途徴収(しかも半分義務)、これはどこも同じです。友達を紹介してくれたら文房具をあげる、図書カードをあげる。いったいどういうポリシーを持てばそういうことになるのでしょう?

私はこの現状にすっかり参ってしまいました。最初はこの簡単なからくりに気付かないご家庭に憤りを感じました。なんなんだと、こどもの事をちゃんと考えているのかと、お金を出せば成績を買えると、そんな感覚なのかと、憤りました。

でも、それは間違っていました。ご家庭から見たらこんな裏事情はわかりません。仕方が無いのです。巧妙なことに、塾や家庭教師派遣会社のほうでは一つ一つの行動になんらかのもっともらしい理由がついているのです。それを聞いてしまうと「なんかおかしい気もするけど、考えてくれているならいいか」となってしまうようです。

この現状、どうしたら良いのでしょうか。そこで私は考えました。「自分で作るしかない!」と。

ちょうどその時研究室の仲間も同じことを考えていたようで、意気投合し、二人で会社をつくることにしました。それが家庭教師の「考動力研究会」です。

【札幌だけの家庭教師「考動力研究会」】 http://www.kodoken.com/

考動力研究会、自分で考え、自ら動く、そんな力を考えて、伸ばしたい。そういった想いからつけた名前です。

「どんぐり」は小学生の段階から考える力を重視した学びの場を提供しますが、「考動力研究会」はその考える力を身につけてもらうとともに、その方法論で成績も上げてもらおう、自分の生活の中でも、社会の色々なことも考えてもらおう、という考え方で作りました。

当初は「たった二人でやれるのか?」と不安いっぱいでしたが、家庭教師として集まってくれた学生達、考え方に共鳴していただき、家庭教師を呼んでいただいた生徒さん、保護者の皆様のおかげでなんとかやってこれています。これからも、真面目な家庭教師派遣でがんばっていきたいと思います。よろしくお願いいたします!!

私が関わっている【教育】の二つ目の側面をお伝えしました(^_^)
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テーマ : 子育て・教育
ジャンル : 学校・教育

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