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本日は国立大学図書館協会北海道地区協会セミナー「次世代ライブラリアンシップのための基礎知識」に出席しました。

2010年2月5日(金)

本日は国立大学図書館協会北海道地区協会セミナー
「次世代ライブラリアンシップのための基礎知識」第1回
というものに参加してまいりました。

図書館の研究をしているわけではないのですが、
いつもHUSCAPで非常にお世話になっていますし、
この間もブログで紹介させていただきましたが、
下記のような研究も共同でやらせていただいておりますので、
全く関係ないわけではないのです。

「機関リポジトリコンテンツの受容と他メディアからの影響:高頻度利用文献を中心に」
佐藤翔、逸村裕、山村高淑、岡本健
http://hdl.handle.net/2241/104140

本日お邪魔したのは、
指導教員である山村高淑先生による
「機関リポジトリ整備の理念構築に向けた試論
~「知識へのアクセス」に関する国際的議論を図書館・研究者はどう捉えるべきか~」
という講演があったということと、
以前から大変お世話になっております
筑波大学のmin2-flyさんが北海道にいらっしゃるからでした☆

以前から色々と情報交換はさせてもらっていたのですが、
お会いするのは初めてという(笑)
min2-flyさん!お会いできて光栄でした!

中身に関しても、なかなかおもしろかったです。
図書館は好きですが、図書館職員さんが集まる場なんて
初めて行きました。

話の本論では無かったのかもしれませんが、
とても面白かったのが、
電子ジャーナルでピンポイントに検索することの弊害
みたいな話。

まず先生方からいくつか問題が提示されました。
以下のようなもの。

1.学生のレポートや修論で引用ばかりで、結局本人が何を言いたいのかわからないものが増えていてこまる。

→電子ジャーナルでほいほいダウンロードできるからテキトーに引用してしまう?


2.図書館でうろうろして調べると、自分が直接興味を持ったものではないものに出会えてとても勉強になることがある。

→電子ジャーナルだとピンポイントで論文に当たるのでそれだけしか知ることができない?


3.図書館では知識との偶然の出会いというわくわく感がある。

→電子ジャーナルだと検索語を入れて探すのでそういった経験ができない?

なるほど、上の番号のところはとても納得です。
私も同感です。

1については、確かに私もそういう論文を見たことがあります。
2については、自分も図書館に行って論文集を手繰っていると
「お!なんだこりゃ!」という面白い発見をすることが多く、図書館に良く行きます。
3についても、結構このわくわく感というのが研究の面白さの一部だったりするので、
確かに良く分かる話です。

ただ、→の方はどうだろう?と疑問符です。
これらの問題は別に電子化とはあまり関係ないように思います。

1について、確かに、そういう引用だけで成り立つ論文が短時間で作れるようには
なったかもしれませんね。ciniiとかで言葉を入れて、ぽいやつをたくさんダウンロードして
あまりちゃんと読まずに引用しておくという。

でも、これは、電子化されていなくてもやろうと思えばできることですし。
電子化されていても、ちゃんと読んでちゃんと引用すれば、
問題ないわけです。どちらかと言うと、資料の電子化というより、
論文の書き方とか、研究の姿勢とかそういう方かなと思いました。

2について、これも電子化されていてもあることはありますね。
例えば、自分が検索した論文が掲載されていた雑誌名でもう一度検索をかけて、
それをだ~っと見ると「お?なんだこりゃ?」というものが
見つかります。

3について、これも私の場合はネット上でも
同じようなわくわく感は味わっています。
色々な検索語を工夫したり、
雑誌名や学会名で探し出したり、
意外な雑誌で自分の探していたような内容のものが引っ掛かってくることも
あります。情報空間上で宝探しをする感じでしょうか。


ということで、素人ながら私が聞いていて思ったのは、
電子資料であろうが、本の資料であろうが、
その使い方をどうするか、というのは利用者の問題であって、
利用者の意識改革をするとか、気づきを与えるというのは、
これこそが大学教員の役割なのではないか。

人を教える仕事が存在していけるかどうかは、
この部分をきっちりやれるかどうかにかかっていると思う。
自分で考える力、自分の考えをブラッシュアップする力、
人に自分の考えを伝える力の発展への
気づきを与えることができるかどうか、
ここが教員の勝負どころなんじゃないだろうかと思う。
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[図書館][エレクトリック] 国立大学図書館協会北海道地区協会セミナ―「次世代ライブラリアンシップのための基礎知識」第1回2日目

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