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北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院 観光創造専攻を受験される方へ

北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院
観光創造専攻を受験される方へ、と題して書かせていただきます。

これは、特に修士課程を受験される方に
是非ご一読いただきたいと思って書くものです。
もちろん、博士後期課程を受験される方もご覧いただければ幸いですが、
博士後期課程に進んでおられる方には、釈迦に説法になると思います。

一点注意事項ですが、
この記事は、私、岡本健が個人的に思うことを書かせていただくのであって、
北海道大学や観光創造専攻の公式見解とは異なります。
また、先生方によっては違うお考えをお持ちの方もいらっしゃると思います。
この点ご注意いただいた上で、参考にしてくだされば幸いです。

さて、北大の観光創造専攻には、
直接つながった学部はありません。
北大の学部を見渡しても観光学部は存在しません。

かく言う私も出身は北海道大学の文学部です。
心理システム科学コースで認知心理学をやっていました。

もちろん、様々な学部で観光にかかわることをやっている
先生はおられます。
たとえば、文学部では地域システム科学コースで観光にかかわる研究が行われています。
他にも、経済学部や農学部、工学部などでもそれぞれのご専門から
観光にかかわる研究がなされています。

北大の観光創造専攻を受験するにあたって、
観光学部を出ている必要はありません。
先ほど述べましたが、私も心理学をやっていました。
修士課程から観光創造に入り、
アニメの聖地巡礼を事例として扱った修士論文を書き、
博士後期課程では、この研究を進めて博士論文を書きました。

また、どこの大学を出ているから有利とか不利とか
そういうことはありません。
私は北海道大学の出身者ですが、
同級生(修士課程一期生)で現役で北大から修士課程に上がった人は、
私一人でした。
他にお二人いらっしゃったのですが、
お一方は東京の私立大学、お一方は北海道内の大学の方でした。
むしろ、北大生のほうが少なかったということです。
(後の方は、多くが社会人の方で、留学生の方が若干名いらっしゃいました。)

後輩の学生を見ていても、北大からだけでなく、
さまざまな大学から来ておられます。
それも観光学部からだけではありません。

つまり、これまで何を専門にしていたか、
どこの大学に在籍していたか、
ということに、比較的縛られません。

また、観光創造専攻では、指導教員を入学後に決定し、
決定後についても集団指導体制をとる、
というシステムをとっています。

今回の記事で一番強調したいのは、
このことに関してです。

上のことを逆に言うと、入学前に指導教員を決定しなくても受験でき、
指導教員を決定したのちも、その他の先生のご指導も受けられる、
ということになっているわけですが、
是非、受験を検討される場合は、
事前に指導教員を定める努力をしていただければと思います。

これは何も難しいことではありません。
北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院
のホームページの教員紹介のところに各先生のメールアドレスが書かれています。
先生にメールをして、研究の相談に行きましょう。

北海道だから遠い、ということであれば、
先生方のご予定を伺い、近くにご出張される際にでも、
お時間をいただくことができるかもしれません。

あるいは、入試説明会が東京でも開かれますので、
その際に個人的に面談をお願いすることもできます。

とにかく、修士課程に入る前に、自分が修士に入って何をするのか、
どういう研究がしたいから修士に入るのか、
どの先生に指導教員をお願いするのか、
といったことを、できるだけきっちりと考えて、
受験されることをおすすめします。

「なんとなく、観光のことが学びたいので」
という動機でも最初は構いませんが、
是非入試の段階で、様々な情報を集め、
考えを深めてください。

修士課程の2年間はとても短いものです。
就職活動がある方の場合は特にそうで、研究できる期間は本当に短いものです。

指導教員を正式決定するのは入学後なのですが、
その前から、指導してもらう先生を決め、
ゼミなどに出席して、自分の研究テーマについて
先生や先輩からいろいろと意見をもらった方が良いと思います。

これをしておかないと、
修士論文のテーマがなかなか定まらなかったり、
先生からご指導をいただく時間が短くなってしまったりで、
自分で満足のいく修士論文をまとめる時間が少なくなってしまいます。

もちろん、入ってみて、テーマが変わってもかまいません。
指導教員を変えてもかまいません。
かく言う私も、当初予定していたテーマと、
お世話になろうと思っていた指導教員の先生は、
最終決定の段階で変わりました。

これは制度上できることになっているわけですから、
何も問題ありません。

ですが、その都度その都度、自分の意志で
「このテーマでやりたい」
「この先生にお世話になりたい」
ということを考え、先生にお願いし、決定することが重要です。
そうすることで、考えは深まっていきますし、
どういった方針で研究をやっていくのか、ということが定まってきます。
これをやらないと、いつまでもふらふらしてしまうことになります。

もちろん、集団指導体制ということで、
色々な先生のところに相談に行っても良いのはそうなのですが、
やはり、メインで指導してくださる先生は、
本気になって「この学生を指導しよう」と覚悟を決めてくださっています。
ですから、こちらも本気で「よろしくお願いいたします!」というのがスジです。
繰り返しになりますが、これは他の先生の話を聞きに行ってはいけないとか、
指導教員の言うことに黙って従えとか、そういう意味ではありません。

「指導教員はとりあえずこの先生にしておいて、
面白そうなプロジェクトがあったら、違う先生の言うテーマにのっかろう」
というような態度は、指導教員の先生の覚悟に対して、
非常に失礼なことになりますし、
何より、皆さん自身が先生方の指導方針の違いによって
翻弄されてしまうことがあり得ます。

せっかく二年を大学院で過ごすのですから、
満足のいく研究をしたいですよね。
そして、自分の考えを持って進んでいける人間になりたいですよね。

是非、自分が「これをつきつめたい!」
と思えるテーマを設定し、
「この先生にご指導いただきたい!」
と思う先生に事前にお会いしてから受験してください。

修士課程を受験したい、と連絡して、
「会いたくない」という先生はいないと思います。
皆さまの観光創造での時間が充実したものになりますよう!!
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テーマ : 研究者の生活
ジャンル : 学問・文化・芸術

HUSCAPの2012年1月の閲覧数

2012年1月のHUSCAP(北海道大学学術成果コレクション)
のダウンロード数を送っていただきましたので、
公開いたします。

北海道大学には、あと少しで9年間お世話になったことになりますが、
学生として北大に所属するのも残りわずかです。
博士論文書いたり、口頭試問の準備したり、
で忙しく、あまりこういうことを考える暇がなかったのですが、
最近になってふつふつとそういう想いがわいてきています。

さて、今月のダウンロード数1位の文献は、
ダウンロード数が同数ということで、
以下の2つです。


【1位】152ダウンロード
「コンテンツツーリズムにおける地域からの情報発信とその流通
―『らき☆すた』聖地「鷲宮」と『けいおん!』聖地「豊郷」の比較から」
『観光・余暇関係諸学会共同大会学術論文集』, 3, pp.37-44

<ダウンロードURL> http://hdl.handle.net/2115/47794

この論文の内容については、
本ブログの以下のエントリーをご覧ください。

「論文「コンテンツツーリズムにおける地域からの情報発信とその流通:
『らき☆すた』聖地「鷲宮」と『けいおん!』聖地「豊郷」の比較から」がダウンロード可能になりました」
http://kankoguide.blog22.fc2.com/blog-entry-366.html


【1位】152ダウンロード
「コンテンツツーリズム研究序説
―情報社会における観光の新たなあり方とその研究概念の構築」
『コンテンツツーリズム研究』, 1, pp.1-10.

<ダウンロードURL> http://hdl.handle.net/2115/44701

上は論文のダウンロードURLですが、
これは、埼玉県久喜市鷲宮で開催された
「コンテンツツーリズム研究会第1回総会」でも発表させていただいたものです。
発表スライドと予稿は、イカより!!(笑)

<ダウンロードURL> http://hdl.handle.net/2115/44379

ちなみに、この「コンテンツツーリズム研究序説」に、
さらに加筆修正を加えた最新版があります。

以下の文献です。

72ダウンロード
「コンテンツツーリズムを研究する人のために : 研究レビューと研究枠組みの提示」
『コンテンツツーリズム研究』, 創刊準備号, pp.10-36.

<ダウンロードURL> http://hdl.handle.net/2115/47911

2011年末のコミケ81にて頒布させていただいた
『コンテンツツーリズム研究 創刊準備号』に掲載されているものです。
どうぞよろしくお願いいたします。


根室でやった講演
(「グローバルな社会における趣味縁による新たな情報流通
―つながりを意識した地域振興政策」)のスライドと資料も、
ご利用いただけているようで、有難いです。

この講演は、スライドとともに、
文章の配布資料をくっつけています。
何故かゾンビの話も入っていたりしますが…。
情報通信技術が広がっている今、
地域振興やまちおこしなどにご活用いただければと思います。


以下、ダウンロード数一覧です。



論文名:A Study on Impact of Anime on Tourism in Japan : A Case of "Anime Pilgrimage"
合計:23

論文名:CGM観光情報による旅行行動の再生産メカニズム : 埼玉県久喜市および滋賀県犬上郡豊郷町へのアニメ聖地巡礼を事例として
合計:18

論文名:The role of student volunteers in tourism and building up a sustainable operating system : the "Providing Information and Knowledge Model" and the "Common Pleasure Model"
合計:5

論文名:「大川木工まつりを例とした大規模イベントの集客効果の計測」へのコメント
合計:4

論文名:『よくわかる観光社会学』「アニメと観光」を手がかりにコンテンツツーリズムを考える
合計:45

論文名:『よくわかる観光社会学』「映画館」を手がかりに映画と旅行について考える
合計:29

論文名:『物語を旅するひとびと : コンテンツ・ツーリズムとは何か』 増淵敏之 [著](彩流社, 2010)
合計:11

論文名:こだわりの旅「ヲタクツーリズム」
合計:10

論文名:もってけ!カンコーそうぞう : アニメ聖地巡礼における同人観光情報の役割
合計:13

論文名:アカデミック・サポートとピア・サポートによる学習支援
合計:8

論文名:アニメを動機とした旅行行動の実態に関する研究 : アニメ聖地巡礼研究および調査の整理を通して
合計:66

論文名:アニメーションと地域振興
合計:19

論文名:アニメーションと地域振興のあり方について : アニメのファンから地域のファンへ
合計:5

論文名:アニメーション作品が観光振興に与える影響に関する研究. その1, アニメ聖地巡礼の誕生と展開
合計:22

論文名:アニメ聖地における巡礼者の動向把握方法の検討 : 聖地巡礼ノート分析の有効性と課題について
合計:54

論文名:アニメ聖地巡礼行動における旅行者の情報環境に関する研究
合計:46

論文名:グローバルな社会における趣味縁による新たな情報流通 : つながりを意識した地域振興政策
合計:66

論文名:コミュニケーション概論 : 旅行コミュニケーションと地域振興のあり方 : 情報社会における観光デザインを考える
合計:51

論文名:コミュニケーション概論: 情報社会における旅行行動の特徴と課題 : 旅行者による情報コミュニケーションの諸相と統計から
合計:17

論文名:コンテンツと旅行行動の関係性 : コンテンツ=ツーリズム研究枠組みの構築に向けて
合計:46

論文名:コンテンツツーリズム
合計:22

論文名:コンテンツツーリズムにおけるホスピタリティマネジメント : 土師祭「らき☆すた神輿」を事例として
合計:42

論文名:コンテンツツーリズムにおける地域からの情報発信とその流通 : 『らき☆すた』聖地「鷲宮」と『けいおん!』聖地「豊郷」の比較から
合計:152

論文名:コンテンツツーリズムにおける若者の観光情報行動の特徴に関する研究 : 開拓的アニメ聖地巡礼者による情報発信行動に着目して
合計:12

論文名:コンテンツツーリズムにおける観光情報発信のあり方に関する研究 : 「鷲宮町商工会ホームページ」とブログ「今日の部室」のアクセス解析の比較から
合計:28

論文名:コンテンツツーリズムを研究する人のために : 研究レビューと研究枠組みの提示
合計:72

論文名:コンテンツツーリズム研究序説 : 情報社会における観光の新たなあり方とその研究概念の構築
合計:152

論文名:コンテンツ・インデュースト・ツーリズム : コンテンツから考える情報社会の旅行行動
合計:33

論文名:スーパー戦隊シリーズと旅 : コンテンツ=ツーリズム研究に位置づけてみる
合計:12

論文名:ピア・サポート室の位置と環境 : 学生がすごしやすい環境をいかにデザインしていくか
合計:4

論文名:ピア・サポート広報の新たなかたち : 広報ビデオ「苦楽戦隊ピア・レンジャー」撮影秘話
合計:15

論文名:ホスピタリティ研究における分析枠組みに関する一考察 : ホスピタリティ認知概念を用いた研究方法の提案
合計:14

論文名:ホスピタリティ研究における分析枠組みに関する一考察 : ホスピタリティ認知研究とその研究課題について
合計:11

論文名:交流を促進する観光 : アニメ聖地巡礼から考える
合計:40

論文名:人々をつなぐイベントの創出 : 北大ピア・サポート企画「本活」の報告を通して
合計:8

論文名:北大ピアサポートの「これまで」と「これから」
合計:17

論文名:北海道大学ピア・サポートの新展開 : つながり創出型ピア・サポートシステムの試み
合計:19

論文名:北海道大学ピア・サポートの紹介 : 活動概要とイベントの詳細について
合計:10

論文名:北海道大学ピア・サポートの設立と展開経緯の整理と今後の課題 : ネットワーク構築支援型ピア・サポートに向けて
合計:4

論文名:北海道大学ピア・サポートの誕生と展開 : つながり創出型ピア・サポートの提案
合計:27

論文名:大学教育におけるピアサポートシステムのあり方に関する研究 : 既往研究の整理と「北海道大学ピア・サポート」の実践から
合計:22

論文名:学内でゆっくり休めるカフェ空間を作る : ピア・カフェ企画の概要
合計:8

論文名:学校教育にピア・サポートが果たす役割 : つながりをつむぐ場をつくりだす
合計:18

論文名:学生同士のピア・サポート
合計:11

論文名:巻頭対談 : 北海道大学ピア・サポートによせる想い
合計:10

論文名:情報コミュニケーション社会における観光地域経営に旅行者が果たす役割 : 埼玉県北葛飾郡鷲宮町におけるアニメ聖地巡礼型まちおこしの事例分析から
合計:16

論文名:情報化が旅行者行動に与える影響に関する研究 : アニメ聖地巡礼行動の事例分析から
合計:74

論文名:情報化時代における旅行コミュニケーション : つながらないはずの人々のつながりの創出
合計:18

論文名:情報化社会における旅行者行動の特徴と地域に果たす役割 : アニメ聖地鷲宮町の事例から観光資源の協働型管理の可能性を考える
合計:8

論文名:情報化社会における自律的観光のあり方に関する研究 : アニメ聖地巡礼者の旅行行動の特質とその課題
合計:67

論文名:情報文化としてのアニメ聖地巡礼
合計:32

論文名:情報社会における旅行コミュニケーションの特徴 : アニメ聖地巡礼の分析から
合計:17

論文名:情報社会における旅行者と地域住民の関係構築のあり方に関する研究 : 埼玉県鷲宮町で見られるアニメ聖地巡礼行動を事例として
合計:43

論文名:情報社会における旅行者の観光創出のあり方に関する研究 : アニメ聖地巡礼者の自律性に着目して
合計:6

論文名:情報社会における旅行行動の特徴に関する研究 : アニメ聖地巡礼と大河ドラマ観光の比較・検討を通して
合計:42

論文名:情報社会における観光コミュニケーションのあり方に関する一考察 : 埼玉県久喜市鷲宮神社周辺地区(旧鷲宮町)と滋賀県犬上郡豊郷町の事例分析から
合計:5

論文名:新たなつながりを創出する情報社会の旅行コミュニケーション : コミュニティオブインタレストと地域コミュニティの出会い
合計:38

論文名:新ピア・サポート室開室にあたって : ピア・サポートのこれまでの活動と今後の展望
合計:1

論文名:旅行者の観光資源に対する認識の変化に関する研究 : 豊郷小学校旧校舎群における来訪者の認識変化について
合計:31

論文名:来訪者の回遊行動を誘発する要因とその効果に関する研究 : 埼玉県北葛飾郡鷲宮町における「飲食店スタンプラリー」を事例として
合計:28

論文名:観光☆研究 : アニメを見て旅に出よう!
合計:15

論文名:観光ホスピタリティ認知概念の構築
合計:18

論文名:観光地における持続可能なボランティア組織の条件 : 北大キャンパスビジットの事例から
合計:6

論文名:観光地域ブランディングと旅行コミュニケーション
合計:5

論文名:観光客と地域住民の社会的相互作用に関する研究 : 交換理論の適用可能性の検討
合計:19

論文名:観光情報のCGM化・市民としての旅行者
合計:4

論文名:観光情報革命時代のツーリズム (その4) : 旅行情報化世代
合計:49

論文名:観光情報革命時代のツーリズム(その2) : 観光情報革命論(破)
合計:15

論文名:観光文化のN次創作を考える : 本物性をめぐって
合計:39

論文名:観光旅行者のホスピタリティ認知計測に関する研究 : アニメ聖地巡礼ノートの分析から
合計:39

論文名:観光行動中に観光者が得る情報に関する一考察 : 観光現象を分析するための情報理論の構築に向けて
合計:10

論文名:鷲宮はステータスだ!希少価値だ! : 『らき☆すた』による地域ブランディングを考える
合計:14

テーマ : 研究発表
ジャンル : 学問・文化・芸術

プロフィール

Author:岡本 健
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