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院生二人の学会デビュー【第4回観光・余暇関係諸学会共同大会】

2012年6月30日に東洋大学(白山第2キャンパス)にて開催されました
第4回観光・余暇関係諸学会共同大会にて発表させていただきました。

私は、単著1本、共著1本の発表でした。

単著のものは、
岡本健(2012)
「AR(拡張現実)技術を活用したツアーにおいて旅行者が感じる楽しさに関する研究
―「マンタビ モニターツアー」事例の分析から」
というタイトルです。

AR技術をツアーに活用した際に、
参加者はどのような「楽しさ」を見出すのか。
技術の目新しさだけではなく、
ツアーで偶然出会った人々との交流を楽しんだりするのか?
この点を事例から考察しました。


共著のものは、北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院 観光創造専攻
修士課程1年の釜石直裕さんが発表してくれました。
学会デビューだそうです(^^)

釜石直裕・岡本健(2012)
「コンテンツツーリズムにおける観光地評価の構築プロセスに見る異なる立場のせめぎあい
―アニメ『けいおん!』聖地「豊郷」で起きた「楽器盗難事件」に対するSNSのコメント分析から」

結構大きなニュースになった事件ですが、
アニメ『けいおん!』の聖地である豊郷小学校旧校舎群で
ファンから寄贈された楽器やグッズの売上金などが盗難された事件について、
SNSでニュースに対するコメントが多数発信されていました。
それについて分析、考察したものです。

以下の論文の成果を踏まえています。

「コンテンツツーリズムにおける地域からの情報発信とその流通
―『らき☆すた』聖地「鷲宮」と『けいおん!』聖地「豊郷」の比較から」
http://hdl.handle.net/2115/47794

釜石さんがしっかり発表してくださり、
多くの質問を受け、考察を進めることができました。
聞いてくださった皆様、ありがとうございました!

また、ついに学会デビューという
鎗水孝太さん(北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院 修士課程2年)
の発表も聞かせていただきました。

「コスプレイベントの成立過程に関する社会文化史的考察」
というタイトルで発表されました。
コスプレイベントの行われ方(実施主体、実施形態等)について
わかりやすく整理されており、大変勉強になりました。

お二人の学会デビューに立ち会え、
自分自身の学会デビューの時のことを思い返していました。
最初に発表した時は、誰かから何か言われやしないか、
という緊張(これは見栄から来る恐怖だと思いますが)でがちがちに
なっていた覚えがあります。

そんな私に比べると、
お二人はしっかりとご発表され、
質問にも誠実に答えておられました。
これからもガシガシ研究して、発表していってほしいと思います。
私も負けじとがんばらねば!
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テーマ : 研究発表
ジャンル : 学問・文化・芸術

BAJS(British Association for Japanese Studies)日本支部の研究会で発表しました。

2012年5月19日(土)に、
立命館大学(衣笠キャンパス)で開催された
BAJS(British Association for Japanese Studies)日本支部の研究会で
発表させていただきました。

発表された先生方は、次の通りです。
Stephanie Assmann先生(秋田大学)
Philip Seaton先生(北海道大学)
須川亜紀子先生(関西外国語大学)
そして、
岡本健(京都文教大学)です。

今回のテーマは「Rethinnking 'Cool Japan'」
詳細は次のチラシをご覧ください。

BAJSチラシ


このチラシは、フィリップ・シートン先生が作られたもので、
良い味出してます(笑)

私は、アニメ聖地巡礼に関して発表したのですが、
今回は、「THE OTAKU TOURISM STRIKES BACK
―Analyzing Anime Pilgrimage Phenomenon」というタイトルで発表させていただきました。
邦題は「オタクツーリズムの逆襲 ―アニメ聖地巡礼現象の分析から」

発表スライドの表紙

英語が変ですが、
これはスターウォーズの作品名をもじったので起こった齟齬です…。
しかし、そのあたりも聴衆の皆様はわかってらっしゃる方ばかりで、
笑っていただけました(笑)

先生方のご発表が非常に面白く、ためになりました。

特に、須川亜紀子先生は、
歴女についてのご発表をされ、
「炎の蜃気楼(ミラージュ)」に関する詳細な分析を
行っておられました。

炎の蜃気楼(ミラージュ)は、ライトノベルで、
アニメ聖地巡礼のような形で、舞台地に若い女性がたくさん訪れた
というものです。

私は、以前「アニメ聖地巡礼の誕生と展開」
【ダウンロードURL】http://hdl.handle.net/2115/38112
という文章を書きました。


その論文の中で、アニメ聖地の誕生時期を巡って考察をおこなった際に、
この「炎の蜃気楼(ミラージュ)」について触れたのですが、
実際どのようになされていたのか、そして、現在はどうなっているのか、
ということについては、わかりませんでした。

今回は、そのあたりを非常に詳しく、
実地調査の結果も交えながらご発表され、
大変勉強になりました。

懇親会でも色々とお話を伺うことができ、
とても面白い時間を過ごさせていただきました。

私自身の発表についても、
諸先生方から活発にご質問をいただけ、
とても刺激を受けました。
有難うございました!

テーマ : 研究発表
ジャンル : 学問・文化・芸術

人文地理学会例会(第275回)で発表させていただきました。

人文地理学会第275回例会で発表させていただきました。

2012年4月22日に奈良女子大学
総合研究棟(文学系N棟)2階N201教室で
開催されました。

人文地理学会ホームページ(第275回例会)
http://hgsj.org/reikaibukai/reikai_no275/

学会がらみの研究発表は、なんだか少し久しぶりな気がします。
もしかしたら、博士論文口頭試問以来かもしれません。
京都文教大学に勤めてからは、初の研究発表になります。

人文地理学会の学会誌「人文地理」は、国立国会図書館関西館に行ったら
必ず見ていて、まだなかなか自分の論文にうまく引用するところまで読めていないのですが、
いつも興味深く読ませていただいています。
ですので、人文地理学会例会で発表を、というお話をいただいた時、
非常にうれしく思いました。

さて、近鉄奈良駅で下車して、奈良女子大学に向かいます。
高校時代まで奈良ですごしていたのと、
高校自体が奈良女子大学の近くにあったこともあり、
非常に懐かしい道です。

懐かしがって歩いていると、
こんな素晴らしい看板が!!!

ヌードスタジオの看板

非常に丁寧な文言で、なんか良いですね(笑)

そして、

車は急にとまらない

良いデザイン!!色の感じも素晴らしい。

結構古い看板って色々なところにありますね。
面白いものです。

とかなんとかやっているうちに、
奈良女子大学に到着しました。

今回の研究会のテーマは
「社会的想像力としての移動 ―観光とメディア―」
でした。

まず、奈良県立大学の遠藤英樹先生から、
本会の趣旨説明が行われました。

次に、桐蔭横浜大学の大野哲也先生による「バックパッキング・ツーリズム」のご発表があり、

私(京都文教大学)が
「メディア文化と観光 ―アニメ聖地巡礼にみる観光のメディア性」
というタイトルで発表させていただきました。

そして、最後に和歌山大学の神田孝治先生によるコメントと、
フロアの先生方も交えた総合討論でした。

遠藤先生、大野先生、神田先生のご発表やコメント、
非常に勉強になりました。

自分は、発表の準備にあまり時間が割けなかったのですが、
ご依頼いただいた際にご提示いただいたテーマ「メディア文化と観光」
をヒントに、考えを巡らせて、発表をさせていただきました。

諸先生方、学生さん方から色々とご質問をいただき、
お答えしていく中で、気づくことがいくつもありました、
有難うございました。

ここのところ、新生活に慣れることに一生懸命で、
なかなか落ち着いて研究のことを考えられなかったのですが、
先生方のお話を聞いて、頭が少しずつ回転を始めて、
心地よい時間でした。

懇親会でも、皆さんから色々なお話を伺い、
楽しい時間を過ごさせていただきました。
皆様、本当に有難うございました!

テーマ : 研究発表
ジャンル : 学問・文化・芸術

「コンテンツツーリズムを研究する人のために ―研究レビューと研究枠組みの提示」がダウンロード可能になりました。

『コンテンツツーリズム研究 創刊準備号』に掲載されている
「コンテンツツーリズムを研究する人のために ―研究レビューと研究枠組みの提示」
(岡本健 2011)
がHUSCAPからダウンロードしてご覧いただけるようになりました。

発行が2011年12月31日ですので、
2011年最後の論文ということになります。

岡本健(2011)
「コンテンツツーリズムを研究する人のために ―研究レビューと研究枠組みの提示」
『コンテンツツーリズム研究 創刊準備号』pp.10-36
http://hdl.handle.net/2115/47911

今回の論文は、『コンテンツツーリズム研究』で書いた
「コンテンツツーリズム研究序説
―情報社会における観光の新たなあり方とその研究概念の構築」
に大幅に加筆、修正をしたものです。

今回は、コンテンツとツーリズムの関係について、
そして、コンテンツツーリズム研究の枠組みについて、
これまでよりも、深い議論に挑戦しております。

コンテンツツーリズムに関わるアクターについて、
ツーリスト、地域住民、コンテンツプロデューサー、観光プロデューサー
の4アクターを挙げ、これらの相互作用(およびアクター内相互作用)の総体として
コンテンツツーリズムを位置付けたのは、
以下の論文ですが、

岡本健(2011)
「コンテンツツーリズムにおけるホスピタリティマネジメント
―土師祭「らき☆すた神輿」を事例として」
『HOSPITALITY』, 18, pp.165-174
http://hdl.handle.net/2115/47263

上の論文では、紙幅の都合上、あまり突っ込んで議論できなかった部分もありました。
今回の論文では、そのあたりについても、突っ込んで説明をしています。

論文を書くたびに、いつも限界を感じます。
「なぜもっと上手く書けないのか」と。
それでも書いて書いて、書いたものについて皆さんと対話する他ありません。

そうすることで、より良いものに仕上げていこうと思います。
それが、皆さんのお役に立つものとなれば、こんなに嬉しいことはありません。

皆様のご意見お待ち申し上げております。

テーマ : 研究発表
ジャンル : 学問・文化・芸術

論文「コンテンツツーリズムにおける地域からの情報発信とその流通 : 『らき☆すた』聖地「鷲宮」と『けいおん!』聖地「豊郷」の比較から」がダウンロード可能になりました

コンテンツツーリズムに関する新たな論文が、
HUSCAPからダウンロードできるようになりました。

【著者】岡本健
【発行年月】2011年9月
【掲載雑誌】観光・余暇関係諸学会共同大会学術論文集
【巻号,ページ数】第3号, pp.37-44
【タイトル】コンテンツツーリズムにおける地域からの情報発信とその流通
―『らき☆すた』聖地「鷲宮」と『けいおん!』聖地「豊郷」の比較から
【ダウンロードURL】http://hdl.handle.net/2115/47794

査読付の論文です。
観光・余暇関係諸学会共同大会というのは、
数多くある観光関連の学会が集まって共同で開く大会で、
それぞれの学会に所属している方々が学会発表、論文誌発行を行うものです。

日本余暇学会、ツーリズム学会が主催、
日本観光研究学会、日本国際観光学会、日本ホスピタリティ・マネジメント学会が共催
という形で第3回が開催されました。

その際には、
「コンテンツツーリズムにおける観光情報発信のあり方に関する研究
―「鷲宮町商工会ホームページ」とブログ「今日の部室」のアクセス解析の比較から」
というタイトルで発表させていただきました。
発表スライドと発表要旨は以下のURLよりダウンロードしてご覧いただけます。

【発表スライド】http://hdl.handle.net/2115/46776

【発表要旨】http://hdl.handle.net/2115/46799

この発表を経て、査読論文化したのが、
今回の論文です。

今回の論文の目的は、コンテンツツーリズムにおける
地域側からの情報発信とその流通について、個人による情報発信や情報編集が
どういった影響を及ぼしているか、ということを明らかにすることです。

また、この結果新たに明らかになったコンテンツツーリズムに関わる
アクターを組み込んで、コンテンツツーリズムにおける地域からの情報発信
に関する研究枠組みを構築することです。

事例として、
『らき☆すた』の聖地となった埼玉県北葛飾郡鷲宮町(現、久喜市)の
ホームページである
「鷲宮商工会ホームページ」
および
『けいおん!』の聖地となった滋賀県犬上郡豊郷町の
ブログである
「今日の部室」
について、2010年6月1日から2011年5月31日までの1年間のアクセス解析データ
を用います。

また、インターネット上のアクセス数の動きだけでなく、
その際に現地では何が起こっていたのか、
アクセス数が多い時には、どういった経路でそのサイトを見に来ることが多いのか、
といったことを分析対象に入れています。

それぞれのサイトで、年間のアクセス数が多い日を
多い順に3日取り上げ、
その際に現地で何が起こっていたのか、
サイトではどのようなことが書き込まれていたのか、
そして、アクセス元はどこなのか、について分析しました。

非常に面白かったのが、
地域においてはさしたるイベントもなかったにも関わらず、
アクセス数が非常に伸びている場合があったことです。

その原因は、「2ちゃんねるまとめサイト」にありました。
詳細は本文をご覧いただきたいのですが、
2ちゃんねるでの一見関係の無い話題から、
聖地の様子を紹介している「今日の部室」へのリンクが貼られ、
それによって「今日の部室」に膨大なアクセスがありました。

これは、これまでの観光情報という概念とは異なるものですが、
これによって『けいおん!』の聖地豊郷町のことを知る機会が増え、
実際に地域を訪れる人も増えるわけですから、
観光情報の一つのあり方と言えるでしょう。

また、2ちゃんねるへの書き込みや、2ちゃんねるまとめサイトの作成は、
現地に一度も行ったことが無くてもできることです。
地域からの情報発信の流通には、現地に一度も行ったことが無い人も関わり、
それが、大きな影響を与えている、ということが実証できました。

本文中では、
「鷲宮商工会ホームページ」と「今日の部室」についての
アクセス数データを豊富に掲載しています。
地域振興でウェブを用いている方、
観光とウェブに関する研究をされている方、
何かにお役立ていただければ幸いでございます。

テーマ : 研究発表
ジャンル : 学問・文化・芸術

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岡本 健

Author:岡本 健
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