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ポメラ(DM100)を使ってみて

色々と書くべき書類や原稿が増え、
「出先でも気軽に作業がしたいなぁ」
と感じるようになりました。

ノートパソコンは昔から持っていたのですが・・・
「でも持ち歩くのにかさばったり重いのは面倒だ」
「ネットにつながるとメールやSNSのチェックで気が散る」
という我が儘なことも思っていました。

色々調べてみると、
KING JIMさんから出ているデジタルメモ「ポメラ」
というのがあるそうな。

研究者の中にも使っている人が何人かいらっしゃって、
なんとも好評な様子。

2013年6月ごろに購入して、これまで盛んに使ってきました。
私と同じ悩みを抱えておられる方もいらっしゃるかも、と思い、
今回はポメラについて紹介したいと思います。

ポメラといっても、いくつかのバージョンがあります。
DM5、DM10、DM20、DM100というのがあります。

ポメラが最初に発売された時のものは、
キーボードが折りたためてコンパクトになるタイプのものです。
DM5というタイプです。その後、このポメラは
DM10、DM20と同じ形のものが出されています。

以下はDM20です。



この、「キーボードが折りたためる」というのは、
「なんかすげえ!」という感じがして、とても良い!!

一方でのDM100は、キーボードは折りたためない縦長タイプです。



結論から言うと、私はDM100を購入しました。

確かにキーボードが開閉できるのはかっこいいですし、
面積としてはコンパクトになります。

ただ、電気店で実際に触ってみたところ、
キーボードの左右の端をうった時にちょっとたわんでしまって、
不安定な感じがしました。

また、折りたためて面積はコンパクトになるのですが、
厚さがあり、私がいつも持ち歩いているカバンだと、
薄さの方を重視したいというのがありました。
そして、実際にキーボードをたたいてみた感想としては、
私は指が太いのか、折りたたみ型のキーボードはコンパクトすぎて、
ミスタッチが多かったように思います。
DM100には辞書機能がついている点も良いですね。

ということで、DM5、DM10、DM20は利用していませんが、
DM100を使った感想を書きたいと思います。

まず、ポメラはデジタルメモ、というコンセプトですので、
パソコンと同じような機能を期待してはなりません。
あくまでキーボードをタッチして文字を記入し、記憶させておくことができるものです。
作成できるファイルはテキストファイルになります(拡張子、.txtのファイルです)。
「ノートPCの代わりに」というのは難しいでしょう。
PC環境はすでにあり、出先でメモを取ったり、原稿を書いたり、
といった用途に追加で購入するのが良いかと思います。

「そんなの買ってどうするんだ?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
私も購入して使ってみるまで、「もしかしたら使い勝手が悪いかもなぁ」と
ちょっと思っていました。ところがどっこい、大活躍でした。

機能としては、以下の点がとても助かっています。

1.電源は電池(単3二本)で30時間持つ
2.開いたら数秒で起動する
3.閉じたらすぐにシャットダウンできる
4.USBでPCに接続でき、ファイルのやり取りができる
5.約62,880,000文字保存できる(1ファイル最大40,000文字)
6.ちょっとした表は作れる
7.画面が明るすぎず疲れない
8.ネットにつながらない

1.電源は電池(単3二本)で30時間持つ
私のノートPCはバッテリーが弱って来ていて、
コンセントにつながないと、2時間持たないことがあります。
出張先のホテルで作業などであればコンセントがありますから
全く問題ありませんが、講演や学会、会議、あるいは移動中に
コンセントの無い環境で起動すると、電源が持つかどうか心配しながらの作業になります。
バッテリーが切れてしまうとあとは充電するまで使えない。
これが私はとても嫌でした。
ポメラは30時間持ちますので、残り時間を気にしながら作業する必要はありません。
また、もし電池が無くなってしまっても、
予備を持ち歩いていれば、すぐに交換して使えますし、
持っていなくても、コンビニエンスストアやスーパーさえあれば、
すぐに購入して使うことができます。これが助かる!

2.開いたら数秒で起動する
3.閉じたらすぐにシャットダウンできる

これも素晴らしいです!!開けたらすぐに使えます。
電車に乗って数駅しかなくても、すぐに執筆できます。
電源を落とすのは閉じればいいだけですから、
ぎりぎりまで書いていられます。

何かアイデアが思いついて、ぱっと書き始めたい、
という時、起動に時間がかかるとすぐに書きつけられないことがありましたが、
ポメラであれば、すぐにメモできるので、そこから更にアイデアを膨らませることができ、
とても助かっています。


4.USBでPCに接続でき、ファイルのやり取りができる

テキストファイルしか作れない、というところが
ちょっと引っかかっていました。
実際、ワードファイルがポメラで作れれば、もう無敵だと思います。

ただ現状でも、USBケーブルで簡単にPCに接続できますので、
ワードファイルにする必要があれば、PCで加工してやれば良いだけですので、
それほど不便は感じません。


5.約62,880,000文字保存できる(1ファイル最大40,000文字)

1ファイルで40,000文字入りますので、充分です。
もし1ファイルで足りなくなったらファイルを追加すればよいだけです。

書籍原稿の場合はもちろん40,000文字では足りないことがありますが、
PCの方で元の原稿は管理しておいて、
ポメラ用に章ごとや節ごとのテキストファイルを作れば大丈夫です。

ポメラは画面が小さいので、原稿が一つのファイルで見られたとしても、
あまり作業効率は上がりません。ファイルを小分けにしておいて、
「3章ちょっといじろう」という感じで作業しています。

こうして作業すると、章だても同時に考えられますので、
自分にはあっているようです。


6.ちょっとした表は作れる

そんなに高い頻度では使いませんが、私の場合は、
時間割を考えたり、ちょっと表で考えてみたいと思ったりした時に
使っています。

ただ、「表計算」はできませんのでご注意ください。


7.画面が明るすぎず疲れない

液晶について詳しいことは知りませんが、
PCやタブレット型端末のようなバックライトを煌々と照らす感じではなく、
ワープロ的な画面ですので、明るすぎず長時間見ていても疲れを感じにくい
ように思います。


8.ネットにつながらない

Wi-Fi機能は持っているので、PCとのリンクなどはできますが、
ポメラ自体でインターネットに接続してWebサイトを見るようなことはできません。

私にとってはこれが非常に有難いです。
原稿に集中できます。


と、このような形で、
皆さんにオススメ!というより、
同じような悩みを持っておられる方にはオススメしたい機械です。

いずれにせよ、一度ポメラを扱っている電器店や文房具店で
実物を見て、触って見られることをおすすめします。
私は実際触ってみるまでは折りたたみの方を購入しようとしていましたが、
購入する前に全機種見て、DM100を選んで良かったなと感じています。

何かの参考になれば幸いです(^_^)
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テーマ : 研究者の生活
ジャンル : 学問・文化・芸術

明けましておめでとうございます!今年もどうぞよろしくお願いいたします。

新年、明けましておめでとうございます!

昨年は、本当にいろいろな方にお世話になりまして、
色々と嬉しいことずくしの一年でした。

まず、大きな出来事だったのが、
『n次創作観光』の出版です。



博士論文の内容をぎゅっとコンパクトに凝縮し、
見開き1ページ1テーマで書籍化した、
私の初の単著です。

この本が出せたことで、昨年の様々なことがあったと言っても
過言ではありません。本当に大きな出来事でした。
それもこれも、NPO法人北海道冒険芸術出版の
堀直人さんのおかげです。
編集者の力は偉大です。

当初は、「博士論文を短縮すればいいんだから
そんなに大変じゃないだろう」などと楽観的に考えていましたが、
いざ取り掛かってみると、色々と大変でした。
ほとんど全て書き直しに近い状態でした。

一生懸命がんばりましたが、
「売れないんじゃないだろうか…」
「堀さんにめちゃくちゃ迷惑がかかったらどうしよう…」
と思っていました。

ところがどっこい、出してみますと、
amazonのランキングは専門書としては信じられない順位を取り、
いまだに下がっても5けた以内をキープ。

今まで本を読んで知っていた著者の先生が
書評を書いてくださったり、引用してくださったりと、
注目してくださいました。

この本を出したことで新たな企画のお話もいただきました。
講演のお話などもいただきました。
有難いお話です。


次に、昨年から、
今の職場である奈良県立大学に赴任いたしました。
前任の京都文教大学でも皆様にお世話になり、
のびのびと仕事をさせていただきました。
院生のころからあこがれていた先生方がたくさんいらっしゃる
奈良県立大学で仕事をさせていただけるチャンスをいただけたこと、
本当に嬉しく思います。

奈良県立大学では、色々とチャレンジを始めています。
学生さんや地域の方々、研究者仲間、など、
多くの方とかかわらせていただきながらのチャレンジです。

昨年は、激動の1年だったと思います。
今年は、少し腰を落ち着けて、教育、研究、執筆、などなど
着実に進めてまいりたいと思います。

本年も、がんばりますので、
皆様、何卒よろしくお願い申し上げます。

テーマ : 研究者の生活
ジャンル : 学問・文化・芸術

HUSCAPの2013年9月分ダウンロード数です

HUSCAPの2013年9月の論文ダウンロード数が送られてきましたので、
報告いたします。

9月、最もダウンロード数の多かった論文は…

論文名:観光・地域デザイン2.0と観光情報学 : アニメ聖地巡礼から観光の新たなあり方を考える
合計:97

でした!

岡本健(2012)
「観光・地域デザイン2.0と観光情報学 ―アニメ聖地巡礼から観光の新たなあり方を考える」
『観光と情報』8巻、1号、pp.15-26.
【ダウンロードURL】 http://hdl.handle.net/2115/50435

この論文は、観光情報学会からご依頼を受けて学会誌『観光と情報』に書かせていただいたものです。
情報社会での観光におけるコミュニケーションについて結構丁寧に整理し、
アニメ聖地巡礼とその後の展開(まちおこし、地域振興)について、
情報と観光文化がボトムアップ的に構築されていることを示して、
そうした状況で、観光・地域デザインに旅行者も参画するようなシステムが
観光情報学では支援できるかもしれない。
こういう現象を積極的に分析していくべきではないか。
という趣旨のものです。

最近書いたものの中では、自分の言いたいことが
コンパクトにまとまっているものかなと思います。

修論もいまだに結構たくさんのダウンロードをいただいていて、
有り難いです!
何かのお役に立てれば幸いです!!


論文名:1. つながり創出型ピア・サポートの成果と課題 : ピア・サポートの積極的存在意義と活発な活動の持続に向けて
合計:12

論文名:A Study on Impact of Anime on Tourism in Japan : A Case of "Anime Pilgrimage"
合計:29

論文名:AR(拡張現実)技術を活用したツアーにおいて旅行者が感じる楽しさに関する研究 : 「マンタビ モニターツアー」事例の分析から
合計:4

論文名:AR(拡張現実)技術を活用したツアーにおいて旅行者が感じる楽しさに関する研究 : 「マンタビ モニターツアー」事例の分析から
合計:5

論文名:CGM観光情報による旅行行動の再生産メカニズム : 埼玉県久喜市および滋賀県犬上郡豊郷町へのアニメ聖地巡礼を事例として
合計:22

論文名:The role of student volunteers in tourism and building up a sustainable operating system : the "Providing Information and Knowledge Model" and the "Common Pleasure Model"
合計:1

論文名:「大川木工まつりを例とした大規模イベントの集客効果の計測」へのコメント
合計:2

論文名:「旅行者主導型コンテンツツーリズムにおける観光資源マネジメント : らき☆すた聖地「鷲宮」とけいおん!聖地「豊郷」の比較から
合計:67

論文名:『n次創作観光』とは?
合計:7

論文名:『よくわかる観光社会学』「アニメと観光」を手がかりにコンテンツツーリズムを考える
合計:24

論文名:『よくわかる観光社会学』「映画館」を手がかりに映画と旅行について考える
合計:11

論文名:『大学ピア・サポート活動におけるピア・サポーターの活動継続に関する要因の検討』研究概要報告書によせて : 主観的な報告と客観的な調査結果によってつむがれる議論の場
合計:8

論文名:『物語を旅するひとびと : コンテンツ・ツーリズムとは何か』 増淵敏之 [著](彩流社, 2010)
合計:20

論文名:こだわりの旅「ヲタクツーリズム」
合計:2

論文名:とある地域の超萌観光(ツーリズム)
合計:15

論文名:もってけ!カンコーそうぞう : アニメ聖地巡礼における同人観光情報の役割
合計:10

論文名:アカデミック・サポートとピア・サポートによる学習支援
合計:31

論文名:アニメを動機とした旅行行動の実態に関する研究 : アニメ聖地巡礼研究および調査の整理を通して
合計:45

論文名:アニメーションと地域振興
合計:12

論文名:アニメーションと地域振興のあり方について : アニメのファンから地域のファンへ
合計:2

論文名:アニメーション作品が観光振興に与える影響に関する研究. その1, アニメ聖地巡礼の誕生と展開
合計:16

論文名:アニメ聖地における巡礼者の動向把握方法の検討 : 聖地巡礼ノート分析の有効性と課題について
合計:34

論文名:アニメ聖地巡礼行動における旅行者の情報環境に関する研究
合計:22

論文名:グローバルな社会における趣味縁による新たな情報流通 : つながりを意識した地域振興政策
合計:19

論文名:コミュニケーション概論 : 旅行コミュニケーションと地域振興のあり方 : 情報社会における観光デザインを考える
合計:15

論文名:コミュニケーション概論: 情報社会における旅行行動の特徴と課題 : 旅行者による情報コミュニケーションの諸相と統計から
合計:20

論文名:コンテンツとツーリズム : アニメ聖地巡礼から考える希望をもたらす観光のあり方
合計:9

論文名:コンテンツと旅行行動の関係性 : コンテンツ=ツーリズム研究枠組みの構築に向けて
合計:61

論文名:コンテンツツーリズム
合計:9

論文名:コンテンツツーリズムにおけるホスピタリティマネジメント : 土師祭「らき☆すた神輿」を事例として
合計:45

論文名:コンテンツツーリズムにおける地域からの情報発信とその流通 : 『らき☆すた』聖地「鷲宮」と『けいおん!』聖地「豊郷」の比較から
合計:27

論文名:コンテンツツーリズムにおける若者の観光情報行動の特徴に関する研究 : 開拓的アニメ聖地巡礼者による情報発信行動に着目して
合計:14

論文名:コンテンツツーリズムにおける観光情報発信のあり方に関する研究 : 「鷲宮町商工会ホームページ」とブログ「今日の部室」のアクセス解析の比較から
合計:6

論文名:コンテンツツーリズムを研究する人のために : 研究レビューと研究枠組みの提示
合計:42

論文名:コンテンツツーリズム研究序説 : 情報社会における観光の新たなあり方とその研究概念の構築
合計:37

論文名:コンテンツ・アニメ聖地巡礼・観光創造 : 『n次創作観光』を手掛かりにコンテンツツーリズムと地域社会を考える
合計:57

論文名:コンテンツ・インデュースト・ツーリズム : コンテンツから考える情報社会の旅行行動
合計:18

論文名:スーパー戦隊シリーズと旅 : コンテンツ=ツーリズム研究に位置づけてみる
合計:15

論文名:ゾンビ映画の観光社会学 : コンテンツと場所の移動
合計:11

論文名:ツアー・オブ・ザ・リビングデッド : ゾンビの旅行コミュニケーション分析試論
合計:11

論文名:ピア・サポート室の位置と環境 : 学生がすごしやすい環境をいかにデザインしていくか
合計:10

論文名:ピア・サポート広報の新たなかたち : 広報ビデオ「苦楽戦隊ピア・レンジャー」撮影秘話
合計:2

論文名:ホスピタリティ研究における分析枠組みに関する一考察 : ホスピタリティ認知概念を用いた研究方法の提案
合計:7

論文名:ホスピタリティ研究における分析枠組みに関する一考察 : ホスピタリティ認知研究とその研究課題について
合計:14

論文名:メディア文化と観光 : アニメ聖地巡礼にみる観光のメディア性
合計:33

論文名:交流を促進する観光 : アニメ聖地巡礼から考える
合計:34

論文名:人々をつなぐイベントの創出 : 北大ピア・サポート企画「本活」の報告を通して
合計:5

論文名:北大ピアサポートの「これまで」と「これから」
合計:5

論文名:北海道大学ピア・サポートの新展開 : つながり創出型ピア・サポートシステムの試み
合計:8

論文名:北海道大学ピア・サポートの紹介 : 活動概要とイベントの詳細について
合計:10

論文名:北海道大学ピア・サポートの設立と展開経緯の整理と今後の課題 : ネットワーク構築支援型ピア・サポートに向けて
合計:4

論文名:北海道大学ピア・サポートの誕生と展開 : つながり創出型ピア・サポートの提案
合計:18

論文名:大学教育におけるピアサポートシステムのあり方に関する研究 : 既往研究の整理と「北海道大学ピア・サポート」の実践から
合計:14

論文名:学内でゆっくり休めるカフェ空間を作る : ピア・カフェ企画の概要
合計:1

論文名:学校教育にピア・サポートが果たす役割 : つながりをつむぐ場をつくりだす
合計:9

論文名:学生同士のピア・サポート
合計:2

論文名:巻頭対談 : 北海道大学ピア・サポートによせる想い
合計:1

論文名:情報コミュニケーション社会における観光地域経営に旅行者が果たす役割 : 埼玉県北葛飾郡鷲宮町におけるアニメ聖地巡礼型まちおこしの事例分析から
合計:16

論文名:情報化が旅行者行動に与える影響に関する研究 : アニメ聖地巡礼行動の事例分析から
合計:33

論文名:情報化時代における旅行コミュニケーション : つながらないはずの人々のつながりの創出
合計:24

論文名:情報化社会における旅行者行動の特徴と地域に果たす役割 : アニメ聖地鷲宮町の事例から観光資源の協働型管理の可能性を考える
合計:2

論文名:情報化社会における自律的観光のあり方に関する研究 : アニメ聖地巡礼者の旅行行動の特質とその課題
合計:67

論文名:情報文化としてのアニメ聖地巡礼
合計:11

論文名:情報社会における旅行コミュニケーションの特徴 : アニメ聖地巡礼の分析から
合計:9

論文名:情報社会における旅行者と地域住民の関係構築のあり方に関する研究 : 埼玉県鷲宮町で見られるアニメ聖地巡礼行動を事例として
合計:23

論文名:情報社会における旅行者の観光創出のあり方に関する研究 : アニメ聖地巡礼者の自律性に着目して
合計:7

論文名:情報社会における旅行行動の特徴に関する研究 : アニメ聖地巡礼と大河ドラマ観光の比較・検討を通して
合計:44

論文名:情報社会における観光コミュニケーションのあり方に関する一考察 : 埼玉県久喜市鷲宮神社周辺地区(旧鷲宮町)と滋賀県犬上郡豊郷町の事例分析から
合計:3

論文名:新たなつながりを創出する情報社会の旅行コミュニケーション : コミュニティオブインタレストと地域コミュニティの出会い
合計:6

論文名:新ピア・サポート室開室にあたって : ピア・サポートのこれまでの活動と今後の展望
合計:4

論文名:旅行者の観光資源に対する認識の変化に関する研究 : 豊郷小学校旧校舎群における来訪者の認識変化について
合計:14

論文名:来訪者の回遊行動を誘発する要因とその効果に関する研究 : 埼玉県北葛飾郡鷲宮町における「飲食店スタンプラリー」を事例として
合計:23

論文名:研究をつなぐメディアとしての機関リポジトリ : 大学院生の研究生活 / 地域連携 / キャリア構築に果たす役割に着目して
合計:5

論文名:観光☆研究 : アニメを見て旅に出よう!
合計:13

論文名:観光ホスピタリティ認知概念の構築
合計:6

論文名:観光・地域デザイン2.0と観光情報学 : アニメ聖地巡礼から観光の新たなあり方を考える
合計:97

論文名:観光地における持続可能なボランティア組織の条件 : 北大キャンパスビジットの事例から
合計:4

論文名:観光地域ブランディングと旅行コミュニケーション
合計:10

論文名:観光客と地域住民の社会的相互作用に関する研究 : 交換理論の適用可能性の検討
合計:13

論文名:観光情報のCGM化・市民としての旅行者
合計:2

論文名:観光情報革命時代のツーリズム (その4) : 旅行情報化世代
合計:19

論文名:観光情報革命時代のツーリズム(その2) : 観光情報革命論(破)
合計:8

論文名:観光文化のN次創作を考える : 本物性をめぐって
合計:12

論文名:観光旅行者のホスピタリティ認知計測に関する研究 : アニメ聖地巡礼ノートの分析から
合計:9

論文名:観光行動中に観光者が得る情報に関する一考察 : 観光現象を分析するための情報理論の構築に向けて
合計:5

論文名:鷲宮はステータスだ!希少価値だ! : 『らき☆すた』による地域ブランディングを考える
合計:6

テーマ : 研究発表
ジャンル : 学問・文化・芸術

HUSCAPの2013年8月分のダウンロード数です

北海道大学図書館の機関リポジトリ「HUSCAP」での
2013年8月のダウンロード数を報告します。

今月最もダウンロード数が多かったのは、次のものです。

論文名:『よくわかる観光社会学』「映画館」を手がかりに映画と旅行について考える
合計:58

【ダウンロードURL】
http://hdl.handle.net/2115/45963

これは北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院 観光創造専攻で院生をしていた時に
主催していた研究会「院生茶話会」で発表させていただいたものです。

『よくわかる観光社会学』(ミネルヴァ書房)の「映画館」(近森高明先生ご担当箇所)
のところをきっかけにして、観光と映画の関係性について色々と議論してみたものです。

自由な議論の場、って本当に楽しいですね(^_^)
また定期的に研究会を催したいものです!



論文名:1. つながり創出型ピア・サポートの成果と課題 : ピア・サポートの積極的存在意義と活発な活動の持続に向けて
合計:14

論文名:A Study on Impact of Anime on Tourism in Japan : A Case of "Anime Pilgrimage"
合計:7

論文名:AR(拡張現実)技術を活用したツアーにおいて旅行者が感じる楽しさに関する研究 : 「マンタビ モニターツアー」事例の分析から
合計:15

論文名:AR(拡張現実)技術を活用したツアーにおいて旅行者が感じる楽しさに関する研究 : 「マンタビ モニターツアー」事例の分析から
合計:17

論文名:CGM観光情報による旅行行動の再生産メカニズム : 埼玉県久喜市および滋賀県犬上郡豊郷町へのアニメ聖地巡礼を事例として
合計:24

論文名:The role of student volunteers in tourism and building up a sustainable operating system : the "Providing Information and Knowledge Model" and the "Common Pleasure Model"
合計:4

論文名:「大川木工まつりを例とした大規模イベントの集客効果の計測」へのコメント
合計:3

論文名:「旅行者主導型コンテンツツーリズムにおける観光資源マネジメント : らき☆すた聖地「鷲宮」とけいおん!聖地「豊郷」の比較から
合計:54

論文名:『n次創作観光』とは?
合計:4

論文名:『よくわかる観光社会学』「アニメと観光」を手がかりにコンテンツツーリズムを考える
合計:37

論文名:『よくわかる観光社会学』「映画館」を手がかりに映画と旅行について考える
合計:58

論文名:『大学ピア・サポート活動におけるピア・サポーターの活動継続に関する要因の検討』研究概要報告書によせて : 主観的な報告と客観的な調査結果によってつむがれる議論の場
合計:6

論文名:『物語を旅するひとびと : コンテンツ・ツーリズムとは何か』 増淵敏之 [著](彩流社, 2010)
合計:22

論文名:こだわりの旅「ヲタクツーリズム」
合計:3

論文名:とある地域の超萌観光(ツーリズム)
合計:9

論文名:もってけ!カンコーそうぞう : アニメ聖地巡礼における同人観光情報の役割
合計:11

論文名:アカデミック・サポートとピア・サポートによる学習支援
合計:7

論文名:アニメを動機とした旅行行動の実態に関する研究 : アニメ聖地巡礼研究および調査の整理を通して
合計:47

論文名:アニメーションと地域振興
合計:4

論文名:アニメーションと地域振興のあり方について : アニメのファンから地域のファンへ
合計:5

論文名:アニメーション作品が観光振興に与える影響に関する研究. その1, アニメ聖地巡礼の誕生と展開
合計:17

論文名:アニメ聖地における巡礼者の動向把握方法の検討 : 聖地巡礼ノート分析の有効性と課題について
合計:37

論文名:アニメ聖地巡礼行動における旅行者の情報環境に関する研究
合計:14

論文名:グローバルな社会における趣味縁による新たな情報流通 : つながりを意識した地域振興政策
合計:12

論文名:コミュニケーション概論 : 旅行コミュニケーションと地域振興のあり方 : 情報社会における観光デザインを考える
合計:11

論文名:コミュニケーション概論: 情報社会における旅行行動の特徴と課題 : 旅行者による情報コミュニケーションの諸相と統計から
合計:11

論文名:コンテンツとツーリズム : アニメ聖地巡礼から考える希望をもたらす観光のあり方
合計:13

論文名:コンテンツと旅行行動の関係性 : コンテンツ=ツーリズム研究枠組みの構築に向けて
合計:43

論文名:コンテンツツーリズム
合計:4

論文名:コンテンツツーリズムにおけるホスピタリティマネジメント : 土師祭「らき☆すた神輿」を事例として
合計:16

論文名:コンテンツツーリズムにおける地域からの情報発信とその流通 : 『らき☆すた』聖地「鷲宮」と『けいおん!』聖地「豊郷」の比較から
合計:15

論文名:コンテンツツーリズムにおける若者の観光情報行動の特徴に関する研究 : 開拓的アニメ聖地巡礼者による情報発信行動に着目して
合計:7

論文名:コンテンツツーリズムにおける観光情報発信のあり方に関する研究 : 「鷲宮町商工会ホームページ」とブログ「今日の部室」のアクセス解析の比較から
合計:8

論文名:コンテンツツーリズムを研究する人のために : 研究レビューと研究枠組みの提示
合計:27

論文名:コンテンツツーリズム研究序説 : 情報社会における観光の新たなあり方とその研究概念の構築
合計:43

論文名:コンテンツ・アニメ聖地巡礼・観光創造 : 『n次創作観光』を手掛かりにコンテンツツーリズムと地域社会を考える
合計:54

論文名:コンテンツ・インデュースト・ツーリズム : コンテンツから考える情報社会の旅行行動
合計:19

論文名:スーパー戦隊シリーズと旅 : コンテンツ=ツーリズム研究に位置づけてみる
合計:12

論文名:ゾンビ映画の観光社会学 : コンテンツと場所の移動
合計:10

論文名:ツアー・オブ・ザ・リビングデッド : ゾンビの旅行コミュニケーション分析試論
合計:16

論文名:ピア・サポート室の位置と環境 : 学生がすごしやすい環境をいかにデザインしていくか
合計:4

論文名:ピア・サポート広報の新たなかたち : 広報ビデオ「苦楽戦隊ピア・レンジャー」撮影秘話
合計:8

論文名:ホスピタリティ研究における分析枠組みに関する一考察 : ホスピタリティ認知概念を用いた研究方法の提案
合計:8

論文名:ホスピタリティ研究における分析枠組みに関する一考察 : ホスピタリティ認知研究とその研究課題について
合計:7

論文名:メディア文化と観光 : アニメ聖地巡礼にみる観光のメディア性
合計:30

論文名:交流を促進する観光 : アニメ聖地巡礼から考える
合計:9

論文名:人々をつなぐイベントの創出 : 北大ピア・サポート企画「本活」の報告を通して
合計:6

論文名:北大ピアサポートの「これまで」と「これから」
合計:7

論文名:北海道大学ピア・サポートの新展開 : つながり創出型ピア・サポートシステムの試み
合計:14

論文名:北海道大学ピア・サポートの紹介 : 活動概要とイベントの詳細について
合計:4

論文名:北海道大学ピア・サポートの設立と展開経緯の整理と今後の課題 : ネットワーク構築支援型ピア・サポートに向けて
合計:16

論文名:北海道大学ピア・サポートの誕生と展開 : つながり創出型ピア・サポートの提案
合計:24

論文名:大学教育におけるピアサポートシステムのあり方に関する研究 : 既往研究の整理と「北海道大学ピア・サポート」の実践から
合計:17

論文名:学内でゆっくり休めるカフェ空間を作る : ピア・カフェ企画の概要
合計:8

論文名:学校教育にピア・サポートが果たす役割 : つながりをつむぐ場をつくりだす
合計:10

論文名:学生同士のピア・サポート
合計:2

論文名:巻頭対談 : 北海道大学ピア・サポートによせる想い
合計:5

論文名:情報コミュニケーション社会における観光地域経営に旅行者が果たす役割 : 埼玉県北葛飾郡鷲宮町におけるアニメ聖地巡礼型まちおこしの事例分析から
合計:11

論文名:情報化が旅行者行動に与える影響に関する研究 : アニメ聖地巡礼行動の事例分析から
合計:33

論文名:情報化時代における旅行コミュニケーション : つながらないはずの人々のつながりの創出
合計:4

論文名:情報化社会における旅行者行動の特徴と地域に果たす役割 : アニメ聖地鷲宮町の事例から観光資源の協働型管理の可能性を考える
合計:6

論文名:情報化社会における自律的観光のあり方に関する研究 : アニメ聖地巡礼者の旅行行動の特質とその課題
合計:22

論文名:情報文化としてのアニメ聖地巡礼
合計:12

論文名:情報社会における旅行コミュニケーションの特徴 : アニメ聖地巡礼の分析から
合計:4

論文名:情報社会における旅行者と地域住民の関係構築のあり方に関する研究 : 埼玉県鷲宮町で見られるアニメ聖地巡礼行動を事例として
合計:17

論文名:情報社会における旅行者の観光創出のあり方に関する研究 : アニメ聖地巡礼者の自律性に着目して
合計:6

論文名:情報社会における旅行行動の特徴に関する研究 : アニメ聖地巡礼と大河ドラマ観光の比較・検討を通して
合計:38

論文名:情報社会における観光コミュニケーションのあり方に関する一考察 : 埼玉県久喜市鷲宮神社周辺地区(旧鷲宮町)と滋賀県犬上郡豊郷町の事例分析から
合計:4

論文名:新たなつながりを創出する情報社会の旅行コミュニケーション : コミュニティオブインタレストと地域コミュニティの出会い
合計:6

論文名:新ピア・サポート室開室にあたって : ピア・サポートのこれまでの活動と今後の展望
合計:5

論文名:旅行者の観光資源に対する認識の変化に関する研究 : 豊郷小学校旧校舎群における来訪者の認識変化について
合計:13

論文名:来訪者の回遊行動を誘発する要因とその効果に関する研究 : 埼玉県北葛飾郡鷲宮町における「飲食店スタンプラリー」を事例として
合計:26

論文名:研究をつなぐメディアとしての機関リポジトリ : 大学院生の研究生活 / 地域連携 / キャリア構築に果たす役割に着目して
合計:5

論文名:観光☆研究 : アニメを見て旅に出よう!
合計:9

論文名:観光ホスピタリティ認知概念の構築
合計:2

論文名:観光・地域デザイン2.0と観光情報学 : アニメ聖地巡礼から観光の新たなあり方を考える
合計:35

論文名:観光地における持続可能なボランティア組織の条件 : 北大キャンパスビジットの事例から
合計:5

論文名:観光地域ブランディングと旅行コミュニケーション
合計:21

論文名:観光客と地域住民の社会的相互作用に関する研究 : 交換理論の適用可能性の検討
合計:24

論文名:観光情報のCGM化・市民としての旅行者
合計:5

論文名:観光情報革命時代のツーリズム (その4) : 旅行情報化世代
合計:14

論文名:観光情報革命時代のツーリズム(その2) : 観光情報革命論(破)
合計:10

論文名:観光文化のN次創作を考える : 本物性をめぐって
合計:16

論文名:観光旅行者のホスピタリティ認知計測に関する研究 : アニメ聖地巡礼ノートの分析から
合計:9

論文名:観光行動中に観光者が得る情報に関する一考察 : 観光現象を分析するための情報理論の構築に向けて
合計:9

論文名:鷲宮はステータスだ!希少価値だ! : 『らき☆すた』による地域ブランディングを考える
合計:8

テーマ : 研究発表
ジャンル : 学問・文化・芸術

「宗教とツーリズム」研究会で発表させていただきます【2013年11月16日(土)】

「宗教とツーリズム」研究会で発表させていただきます。
以前からお噂はかねがね聞いていた研究会の方から
発表の打診をいただきました。

開催日時は以下の通りです。
2013年11月16日(土) 13:30~17:00(予定)

開催場所は、
大正大学 巣鴨校舎2号館6階262教室
です。

参加は自由で事前申し込みなども不要、とのことですので、
どなた様も参加していただけるようです。

研究会では2つの発表があります。

【発表1】
<発表者>
宇田川 彩 氏
(東京大学総合文化研究科博士課程・日本学術振興会特別研究員)

<発表タイトル>
暦と時間(仮)―アルゼンチン・ブエノスアイレスのユダヤコミュニティで考える

<発表要旨>
本発表は、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで行ったユダヤコミュニティに関するフィールドワーク(2011年2月~2013年2月)に基づき、首都での生活におけるユダヤ暦の存在に焦点を当てる。まず確認しておきたいのは、アルゼンチンにおいて日常生活は国家のカレンダー(ローマカトリック暦や、国家の歴史的祝日)に沿っている点である。こうした中、多くのユダヤ人にとって、ユダヤ暦の最重要行事である過越し祭・ユダヤ新年・贖罪日は、シナゴーグに行く数少ない機会であるとともに、家族親族と過ごす共同的な時間の経験となる。同時に、これらの機会はユダヤ教の伝統に基づき、自己内省を行うための契機として捉えられている。これらの二点を併せて考察することで、現代における暦と時間について考える。なお、冒頭に「北アフリカのユダヤ人巡礼」についても簡潔な事例紹介を行う。

【発表2】
<発表者>
岡本健
(奈良県立大学 地域創造学部 講師)

<発表タイトル>
アニメ聖地巡礼の特徴とその展開 ―聖地巡礼者はコンテンツツーリズムの夢を見るか?

<発表要旨>
近年注目を集めるコンテンツツーリズム。そのきっかけを生んだのは、アニメ聖地巡礼であった。本発表では、アニメ聖地巡礼について、行動的な特徴をはじめ、コミュニケーション的特徴、その観光史的位置づけ、コンテンツ文化史的位置づけなど多角的に分析する。また、アニメ聖地巡礼者と地域住民の出会いやその後の展開などについても触れる。本発表により、アニメ聖地巡礼と宗教的な巡礼との類似点や相違点などについて議論をするための土壌を整備したいと考えている。


私は宗教学や宗教社会学が専門ではありませんので、
これまで「アニメ聖地巡礼」という言葉を使いつつも、
「聖地巡礼」について強く考えて来ませんでした。

研究をまとめる際に真っ先に思いついたのは宗教の聖地巡礼との比較でしたし、
研究発表をしても、よく質問を受けたのは宗教の聖地巡礼と比べてどうか、
ということでした。

『n次創作観光』(その元になった博士論文でもです)では、
「精神的中心」という概念を使って、
アニメ聖地巡礼が、ただロケ地を訪ねるという行為ではなく、
精神的な中心と関わっていることについては論じました。

ただ、やはり宗教の聖地巡礼の専門家の方と色々とご議論いただきたい、
という想いはずっとありました。
今回は、その機会をいただけたと考えております。
私が今から宗教の聖地巡礼について詳しく調べて発表する時間は
無いと思いますので、アニメの聖地巡礼について、
客観的な根拠を出しつつ、できるだけ詳細に特徴や展開を発表し、
議論の材料にしていただき、宗教学や宗教社会学の観点から
色々とご議論いただければと考えています。

今回の発表の関連論文や関連書籍を下にご紹介いたします。
簡単に内容も書かせていただきます。


・関連論文
岡本健(2009)
「アニメ聖地巡礼の誕生と展開」
『メディアコンテンツとツーリズム』, CATS叢書1, pp.31-62.
<ダウンロードURL> http://hdl.handle.net/2115/38112

アニメ聖地巡礼という言葉がいつごろから使われ始めたのか、アニメ聖地巡礼という行為はいつごろから
始められたのか、この疑問に、新聞・雑誌記事や書籍の記述を分析することによって答えたもの。
開始時期と展開時期が明確にわかる。

岡本健(2010)
「コンテンツ・インデュースト・ツーリズム ―コンテンツから考える情報社会の旅行行動」
『コンテンツ文化史研究』, 3, pp.48-68.
<ダウンロードURL> http://hdl.handle.net/2115/43181

アニメ聖地巡礼についての行動的な特徴をまとめたもの。大河ドラマ観光との比較を通して、
アニメ聖地巡礼の特徴を浮き彫りにした。また、アニメ聖地巡礼者の三分類、
開拓的アニメ聖地巡礼者、追随型アニメ聖地巡礼者、二次的アニメ聖地巡礼者
を提示し、それぞれの特徴を明記してある。


岡本健(2011)
「交流の回路としての観光 ―アニメ聖地巡礼から考える情報社会の旅行コミュニケーション」
『人工知能学会誌』, 26, (3), pp.256-263
<CiNii 定額アクセス可能>

アニメ聖地巡礼について、東浩紀氏の『動物化するポストモダン』の議論を踏まえて、
オタクの旅行行動として位置付けて分析を行った。
開拓的アニメ聖地巡礼者への質問紙調査によって、アニメ聖地巡礼の開始時期を実証的に明らかにする
と共に、どのようなコミュニケーションが行われているかを明らかにした。


岡本健(2012)
「観光・地域デザイン2.0と観光情報学 ―アニメ聖地巡礼から観光の新たなあり方を考える」
『観光と情報』, 8, (1), pp.15-26.
<ダウンロードURL> http://hdl.handle.net/2115/50435

アニメ聖地巡礼のような形で、地域側にとっては理解しにくい理由で旅客が訪れるケースは
これから様々な形で出てくると考えられる。その際、旅行者と地域住民の垣根は低くなり、
観光・地域デザインの主体として、興味、関心を持つ人々によってなされる状況が予想できる。


・関連書籍(下記の書籍の中で、岡本が執筆している箇所が関連しています)
敷田麻実・内田純一・森重昌之(編)『観光の地域ブランディング』学芸出版社
神田孝治(編)『観光の空間』ナカニシヤ出版
安村克己・遠藤英樹・寺岡伸悟・堀野正人(編)『よくわかる観光社会学』ミネルヴァ書房
岡本健『n次創作観光 ―アニメ聖地巡礼/コンテンツツーリズム/観光社会学の可能性』北海道冒険芸術出版
青木義英・神田孝治・吉田道代(編)『ホスピタリティ入門』新曜社

テーマ : 研究発表
ジャンル : 学問・文化・芸術

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